cocoonフック調査~cocoon_add_theme_settings_page_positionの使い方と活用例

2025年12月1日
cocoon
WordPress

タナビーの高梨です。

WordPressのテーマ「Cocoon」には、テーマ改変なしでデザインや動作を拡張できる豊富なアクション・フィルターフックが用意されています。

分かる範囲で内容を調査したのでブログにまとめていこうと思います。

今回は管理画面メニューでの「cocoon設定」の位置を変更できるフィルターフック
👉cocoon_add_theme_settings_page_position
です

フックの概要

フック名発火タイミング
cocoon_add_theme_settings_page_position管理メニュー表示時

発火条件

管理メニュー表示時に無条件で発火します。

使いどころ

管理メニューに表示される「cocoon設置」の表示位置を調整することができます。

デフォルトでは「29」の位置に表示されます。

活用例:

・他のプラグインと競合するので位置を変えたい
・管理しやすい位置に変更したい

apply_filters呼び出し元のソースコード

引数

$position:(int)位置

カスタマイズコード例

管理メニューの最下部に表示したい場合

注意点

・表示位置は他プラグインとの衝突が起こることもある
・変更しすぎると Cocoon 設定が見つけづらくなる可能性がある

まとめ

cocoon_add_theme_settings_page_position は、管理メニュー内に表示される「Cocoon設定」メニューの位置を変更するフィルターフック
・他プラグインとの競合回避や、管理しやすい位置への移動に役立つ
・ただし変更しすぎるとユーザーの混乱につながるため注意が必要